レンゲツツジが満開です!

今清里高原ではレンゲツツジが見頃です。

昨日開催された「清里高原つつじ祭り」も盛況だったようですね。

レンゲツツジはツツジの仲間の中でも最も花の大きい種類です。
色も鮮やかなオレンジ色で初夏の高原の風景の中でひときわ目立つ存在。
周囲の新鮮な緑とのコントラストも素敵ですね。

ツツジの仲間の中には花を食べることができる種類もあって、例えばミツバツツジやヤマツツジなどは花を摘んでその根元を吸うと甘い味わいが口の中に広がる、そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
地元のレストランではそれらをサラダや天ぷらにして季節を味わう料理にしているところもあります。

但しツツジ科の植物の中には強い毒成分を持つものもあって、注意が必要です。
実はレンゲツツジもそのうちのひとつ。
よく高原の牧場の中にレンゲツツジの木がきれいな花を咲かせているのを目にすることがありますが、あれは牛や馬などがレンゲツツジを毒草と知っていてあえて食べようとしないために生え残っているためなんです。

レンゲツツジ、皆さんもぜひ観賞だけに留めていてくださいね。

レンゲツツジのゴージャスな花。別名「鬼ツツジ」などともいわれ、その存在感は圧巻。

レンゲツツジの蕾。
この様子がレンゲ(ゲンゲ)の花に似ているところから名付けられたそう。