マツムシソウが見頃です
昨日は7月以来の飯盛山ハイク。
鳥も花も少なくなったのはさみしく感じますが、この季節を謳歌する花も健在。
今の飯盛山の主役はマツムシソウでした。
相変わらず蝶は盛んに飛び回っていましたが、よく見るとだいぶ色褪せたり、擦り切れたりと長い夏を生き抜いてきた苦労を偲ばせます。
逆に秋型の蝶はこれから羽化するものもいて、長い冬を越す苦労が待っています。
自然界もそれはそれで大変な生存のための戦いがあるのですね。
麓ではまだ新鮮なノコンギクが見られました。
何かわかりますか?サンショウの実です。
センブリも見頃。今は採集する人もいないと思いますが、昔は清里ではどこの空き地にも普通に生えていて、民間の腹痛薬に大活躍したものです。見落とすほど小さい花ですがリンドウの仲間です。
ヒオドシチョウ。羽の痛みが目立ちました。
山頂標識の周りでは羽アリが大発生。その蚊柱で滞在はできませんでした。
山頂下の鞍部にはこの花が群生。種で増やした感もありますが、見事です。
反面自然状態のものは数を減らしているようにも感じます。笹の侵入も目立ち、何か関係もあるかもしれません。
精妙な造形にはため息が出ます。
マムシグサの実も色づき始めました。今頃が一番綺麗かもしれません。
クジャクチョウも盛んに吸蜜していました。この時期ノハラアザミが大人気です。
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