雨上がりの山、苔の森
先日、梅雨の晴れ間を利用して天狗岳を周遊。
梅雨の雨をたっぷりと吸った北八ヶ岳の森には小さな命がたくさん息づいていました。
雨の中を歩くのはそろそろ飽きてきましたが、雨上がりの登山ほど感動する出来事に出会えるものはありません。
八ヶ岳の稜線には夏の花が咲き揃っています。
今度は硫黄岳に行きたいな。
ミヤママタタビの葉。半夏生に似た葉が薄紅色に染ってかわいい。
イワダレゴケにも新芽が出ていました。
こちらはムツデチョウチンゴケ。朔が提灯みたいだから?
ミヤマダイコンソウの黄花が風に揺れていました。
ハクサンシャクナゲは満開です。
天狗の奥庭のケルン。
コメツガにも新しい実が付いていました。
こちらはハイマツの雄花。小さな松ぼっくりにも見えますね。
東天狗岳山頂で写真を撮る登山者。この頃になってガスが晴れ上がってきました。
ちょっと珍しい花、ミヤマハンショウズル。
苔の胞子嚢(朔といいます)に付いた水滴。それぞれに世界を映し出しています。まさに「センスオブワンダー」の世界。
オオシッポゴケ?にも水気が溢れます。
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