日向山へ行ってきました
今日は冬型が強まったので、朝から強風が吹く荒れた天気でした。
それに引きかえ昨日は初夏のような好天。
この時期こんな日はそう無いので、久しぶりに日向山へ行ってきました。
とはいえ、一般的な登山道では面白味もないのでプチバリエーションの北東尾根からチャレンジ。
案の定、尾根上では一人の登山者にも出会いませんでしたが、その分陽だまりが嬉しい明るい尾根歩きを存分に楽しみました。
歩き始めて間もなく、頭上をオオタカが通過したり、ブナの巨木に出会ったり、下山途中にはこれもまた珍しいヤマシギと遭遇したりして嬉しい心のお土産を沢山いただいた気分でした。
登山者がほとんどいないことと、標識もなく、特に下山時に枝尾根に迷い込みやすいので一般登山ルートとしてはお勧めできません。
通常ルートの矢立石コースでも十分に楽しめますし、なんといってもこの山の魅力は山頂の白砂と展望にあるので、決して無理をしないでくださいね。
尾根前半は明るい雑木林。落ち葉の堆積が厚く、場所によっては歩きづらい。
ところどころ残雪も。
ニホンジカの足跡。親子のようです。
ヤママユガに見えますが、ウスタビガの繭でした。
古の山びとの信仰の証。
時には痩せ尾根を辿ります。
明るく開けた小平地。ゆっくり休みたい所です。
尾根筋に点在するブナの巨木。
既に古老の佇まい。
鹿の食痕。樹種はキハダです。
山頂手前の雪面。意外に滑りました。
いつもの風景。甲斐駒ケ岳と手前を歩く親子のコントラストが絵になります。
八ヶ岳方面は霞んでいました。
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